雨みたいだけど…

マスコミをあげてあれだけ大騒ぎしてるけど、大丈夫?皆既見れるのかな?現在朝7時過ぎ、関東地方雨。天気図や予報見る限りトカラ列島あたりもヤバそう。硫黄島辺りに船出すしかないんじゃない?まあ「皆既日食特需」で経済効果はそれなりにあったみたいだからいいのか…。やだねぇ。大人の世界は。
実は私は天体関係のことが好きなので、天文年鑑はここ35年位毎年買っている。1986年にはハレー彗星を見にオーストラリアまで行った。皆既日食にもあこがれていて、一生に一度でいいからナマで見たいとは思っている。日食なんて(いつも皆既ではないが)「日本」にこだわらなければ毎年2回(たまに3回)世界中のどこかで必ず見られる現象だし。そのうち見たいなあ。金銭的に無理かな?
皆既日食というのは、太陽が月に隠れる現象なのだが、実は「皆既」というのは月と太陽が地球からの見かけ上ほとんど同じ大きさに見えるという、奇跡的な偶然により起こる。これは太陽が月の400倍位大きいが、400倍位遠くにあるため見かけ上の大きさが殆ど等しく、条件がよければ「ピッタリ」重なるためなのだ。このときが「皆既」。このピッタリというのが非常に重要な条件で、だからこそ、暗くなった空の黒い太陽の周りにコロナだけが幻想的に妖しく光って見えるのだ。こんな奇跡的偶然が起こる星(惑星と衛星)は太陽系には地球(と月)の他にない。(だから火星人も木星人も土星人も天王星人も海王星人も皆既日食を見たかったら地球に来るしかない。太陽系以外ではそもそも月(衛星)が見つかっていない。見えないからね。)ただ、地球の公転軌道も月の公転軌道も真円ではなく、若干楕円形なので月の方がちょっと小さく見えてしまうときもある。このときに起こる日食は「金環食」という。金環では殆ど暗くならないのだ。知らなかったら気が付かない。金環だったらこの前(1990年代だったかな?)沖縄で見えたよね。因みに毎年必ず2回という原理も絵を描いて説明すれば小学生でも分かるほど簡単。でもここに絵を描いて説明する訳にもいかないねぇ。まあ今どきググれば何でも分かるから…。私のウンチクなんてどうでもいいね。
私が若い頃思い描いていた夢は、結婚したい相手と一緒に皆既日食を見に行ってそこでプロポーズする、というもの。皆既の直後、終わった瞬間に太陽がちょっとだけ顔を出して光る。この瞬間のことを「ダイヤモンドリング」というのだが、「あれが婚約指輪。」というセリフを吐いてみたいと思っていたことがある。かぁ〜。バカだねぇ。…と思っていたら、同じことを考える人というのはいるもので、比較的最近(この15年くらいの間)の話だが、そのようなことを本当にした人がいる、とTVのニュースになっていた。私もやってたらニュースで取り上げてもらえたかも?私が結婚したのもっと前だもんなぁ。
今日は皆既日食ネタのブログだらけかな…?
今日の1枚: そんなわけでGoogleのトップページが日食になってた。