昭和の滑り?

電車内でのこと。飲んだ帰りと思われる、4〜5人のサラリーマン風中年男性が話していた。聞きたくなくても聞こえる程の酔っぱらい性大声だったので耳に入ってきてしまう。スキーの話題で「昭和の滑り」という言葉が出てきた。要するに彼(その話を中心的に説明している人)は、最近スキーを再開したらしく、カービングスキーでの滑り方を知らない。「昭和の滑り」だとバカにされ上手く滑れない。平坦なところでも板をコントロールできず、すぐ転んでしまうのだという。実はこの「昭和の滑り」という言葉、何度か聞いたことがあるのだが、私にはよく分からない。私もカービングスキーに乗り換えたけど以前と変わらず普通に滑れる。むしろ板が短くなって(特にコブ斜面とか)扱いやすい位。「平成の滑り?」ってものを習ったことはないけど、テレビやDVDなどでデモの滑りとか観たことはある。要するに「昭和の滑り」で言うところのステップターン風に山側スキーに体重を乗せそのままエッジを切り替えれば曲がれるよ、というのであれば「(曲がれて)当たり前じゃん。」って感じ。それにジャンプターンとかエアターンに「昭和の滑り」も「平成の滑り」もないよな?飛んじゃうんだもん。スキーの形の違いは空中では意味を持たないよね?
はぁ、やっと作ることのできたSkiカテゴリの最初の書き込みがこれかよ。しかし、あのおっさんどうしてこの時期にスキーの話なんだ?まだ10月だぜ。いくらなんでもスキーシーズン始まってないよな??
そういえば、思い出したけどカービングスキーで困っていることあるわ。ゴンドラリフト。あれって昭和のスキー用に設計されたものなのね。だから乗っている最中にスキーを入れておくホルダの幅が狭い。カービングスキーはテール側もすごく幅が広いので2本まとめてだと入らない。1本ずつにバラしてホルダの対角線を使って斜めに入れないといけない。しかも私の板だと本当にぴったりギリギリ。乗るとき入らない、降りるとき取れない、で何度も苦労している。あれこそ早く平成のスキー仕様になって欲しいなぁ…。