水泳肩

長いこと悩まされてきた左肩の痛みだが、これは水泳肩というものらしい。ググったら出てきた。症状読んだら正にそれ。それらの情報によると、

呼吸と逆側の肩が痛くなる。
女性よりも男性がなりやすい。
クロールとバタフライでなりやすい。
(つまり背泳ぎと平泳ぎではあまりならない。)
リカバーのときと、かき始めとが痛い。

とのこと。原因は、

要するに泳ぎすぎ。
力任せに(肩にとって)無理な動作を繰り返すこと。
肩の付け根の腱が腕の骨と肩甲骨に挟まって何度も擦れてしまい炎症を起こす。

だそうな。全部あてはまってる。尤も泳ぎ過ぎって言うほど泳いでないし、力任せなんて出来るほど力もないけどね。で、対処法だが、

泳がないのが一番。
肩のアイシング。
ストレッチを入念に。
手が痛いのでキックの練習だけとかやると逆効果。
(プル板を持って手を前に出す姿勢が肩への負担となる。)
「治療法」はないので、自然治癒を待つ。

なのだそうな。
因みに今日も泳いでみたが、今日は不調だった。肩が痛いのは、逆プラシーボ効果か?
その後: 私の症状は、水泳肩の中でも重症の部類に属する(と思われる)肩腱板断裂と診断された。スポーツ整形というスポーツ専門の整形外科で診てもらって、超音波とかMRIとかで肩の映像を撮ってようやく分かった。腕の骨と肩甲骨との間に挟まれ、何度もこすられることによって腱板が切れてしまったとのこと。こうなってしまうと(手術しない限り)元には戻らない。断裂の度合いにもよるが、部分的にごくわずかに断裂しているだけ、つまり腱板断裂の中では軽度の場合、残った部分で今までどおりの動きをこなせるよう、リハビリで対応可能とのこと。(重度の場合は手術が必要。)このような断裂は、そもそも肩として正しい動きをしていなかったため、無理が重なって起こったもの。そこでリハビリでは、肩としての正しい動きができるよう、腕の可動域を広げることから始める。結構時間がかかった(この日付から約5ヵ月後)が、ほとんど問題なく動くようにはなった。ただし、全力で泳ぐ、というのはまだ。
そんな訳で、特に40過ぎ、さらには50過ぎても水泳とか野球とかテニスとかをやっていて肩が痛いと嘆いている皆様へ。40肩だとか50肩だとか勝手に判断せずに、一度スポーツ整形専門医に診てもらうことをお勧めします。