雪中梅

今日は、帰りがけにオフィスでビールでも飲もうか?という話がちまたから聞こえてきた。私も声をかけてもらったが、ちょっと今日中に仕上げたい件を片付け、後から合流。すると、ビールは飲みたい人が自分で買いに行くシステムなのだという。従って当然ながら私の分のビールはなかった。しかも、各人飲んでいるのは第三のビールっていうカテゴリの飲み物。話が違うじゃん。外まで買いに行って、買って帰ってきて飲むというのも面倒だったので、あるもので済ませることにした。しかし「あるもの」というのが、雪中梅。今でこそ大して珍しくないかも知れないが、昔はよほどのコネでもない限り手に入らない酒だったんだよ。幻の酒とまで呼ばれていた。ちょっと甘いんだけど、升酒だと旨い。升に合うのね。でも、オフィスに升などあるはずもなく、紙コップで飲まざるを得なかった。その昔苦労して手に入れて飲んだ時の感激はないけど、ま、それなりに美味しいんじゃない?最近あまり日本酒が飲めなくなってしまったので、ちょっとだけ味見させてもらって本日終了。