快気祝い(その4)

快気祝いというのは、病気なりなんなりで、長期休養から復帰した人が、お見舞いをしてくれた人、お世話になっている人、迷惑をかけた人などなどに、渡すものを言う。元気になりました、ご心配をおかけしました、ありがとうございます、と菓子折りかなんか渡しつつ、感謝の意を伝える儀式。が、これを勘違いしている人が、実に多い。不思議なほど多い。と言いつつ私も勘違いをしていた時期があったが、元気になると、周りの人が、「じゃあ快気祝いで飲みにでも行きますか。」という会話をよく耳にする。これを本来の快気祝い通りの意味で解釈すると、例えば病気だった人の奢りで飲みに行きましょうということになる。つまりタカリだね。もー、日本語は正しく覚えようね。