高カロリー 低タンパク 塩分多目

メタボとか生活習慣病とか言うと、必ず食生活の改善を、というスローガンとともに掲げられる指標。低カロリー、高タンパク、塩分控えめ。と言うことは、その逆、つまり高カロリー、低タンパク、塩分多目、さらに言えば、高カロリー、高炭水化物、高脂質、塩分多目の食生活が悪いっていうことなのね。で、放っておくと、こういうものばかり食べちゃうっていうことね。つまりこういうものがみんな好きっていうことなんだね、きっと。でなければそんな指標など掲げるまでもなく、みんな体にいいものを食べるよね。何で放っておくとそうならないんだろう?答えは簡単で、そういうものを人間は美味しいと思うから。では何故美味しいと思うのか?これも答えは簡単で、生きていくために絶対必要な栄養素(エネルギー源およびミネラル)の味だから。でも、不思議なのはたんぱく質だよね。これも生きていくために絶対必要だし、美味しいと感じるはずだよね。要するに肉でしょ。特に日本人はサシのたくさん入った肉(要するに霜降り肉ね)が好きだからねぇ。これ、結局のところ脂の味を美味しいと思っているわけだ。こっちを食べることで自動的にたんぱく質は入ってくるから、指標には必要ないってことかな?