千客万来

よく中華料理屋とかに書いてあるよね。今日も見かけた。で、ふと字面そのものを見て疑問。これって要するに商売繁盛でめでたいことを意味しているんだよね?その割に数値が貧弱じゃない?千人の客なんて、1日100人として、10日で達成できる。1日100人て、そんなに大それた目標?1組の客が平均3人として33組の客が来れば良いだけよ。それを、たった10日続けるだけで達成できちゃう数字。1日50人だと3人組の客が16〜17組?これで千客にするのに20日くらいでしょ。1日10人まで下げるても100日。3ヶ月ちょっとでしょ?いずれにしても目標設定低すぎない?
で、今度は、万来の方なんだけど、これって、その千人の客がそれぞれ1万回来るっていう意味?一人の客が1万回同じ店に来ようと思ったら、毎日来るとしても1年で365回だから、10年で3650回にしかならない。だから30年近くかかる。毎日来て30年だよ!2日に1度なら60年。週に1回は行く、というのでも、かなり多い方だと思うんだけど、それだと200年くらい。その前に死んじゃうから絶対不可能。
それともそれぞれの客が1万回じゃあなくて、千人の客で合わせて1万回っていう意味?とすると一人平均10回。これなら難なく達成できるけど、逆に、やっぱり目標設定として低すぎじゃない?結局、千客万来って本当に商売繁盛なの?この程度の数値目標設定して商売繁盛すると思っているような経営感覚じゃあ商売繁盛なんて到底無理じゃない?