I want you to forgive me.

何を観ようかと、チャンネルを変えつつ何気なく目に留まったTV。若手の(というほど若くはない)お笑い芸人が、淀川長治の恰好(つけ眉毛とヅラ)して、英語の話をしていた。当然ながらお笑い番組なのだろうと思い、オチまでは観ようかと、ふとチャンネルはそのまま。テーマはI want you to do something.(私はあなたに何かをして欲しい。)で、do somethingのところに何か入れて使う例をいくつか示していた。別に何も面白くないケド??そして、映画でも使われているシーンがある、ということで出てきたのがタイトルの英語。老夫婦(と思しき)2人の会話で、おじいさんが、I want you to forgive me.(私のことを許してほしい。)という。それに対しておばあさんが、What?(何を?)と聞き返す。すると、おじいさんはEverything.(すべてを)と言う。ここで映画のワンシーンから、さっきのお笑い芸人に戻り、何をしゃべっていたのかを解説する。そして、何のオチもないままこの番組は終わってしまった。彼はお約束的に淀川長治のマネをして「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」と言った。最後まで少しも面白くなかった。結局いつ笑えばよかったの??しかし、次の瞬間、信じられないものを見た。テレビ画面の下の方に映ったロゴ(?)は、「?HK 基礎英語」。え、マジ?これ、お笑い番組じゃなくて、本物の英語教室的な番組だったわけ?あんな恰好したお笑い芸人が、まじめに(?)英語教えていたのか。あんなことして淀川長治に(死んじゃったけど)怒られないのか。?HKも変わったねぇ…。