タクシー

こっちでは、タクシーを使って通勤している。何て贅沢な?と思われるかも知れない。実際自分でもそう思っているし、こっちの世間からもそう思われていると思う。しかし、安全性を考えると、これが一番良いだろうという(会社の)判断。実は料金的にも、片道300円〜500円位のもので、日本でバスに乗って、電車に乗って…、という通勤と大差ない。もっともこちらの庶民は10円〜50円位で通勤しているので、それに比べれば、べらぼうに高い。やっぱり贅沢と思われているんだろうなぁ。
そんなタクシーだが、日本と違うところは、いっぱいある。まず、一般にボロい。何年ものだよ?よくまだ動くなぁ、って感じ。レシートをもらおうとしてもプリンタが壊れている何てことも普通。他にもいっぱいある。お金を払おうとしても、おつりを持っていない。200ペソの支払いに500ペソのお札を出して、ドライバが右往左往ってどうよ?おつりくれない(言うとくれる)。突然停まったかと思うと、いきなり「その辺」でトイレ(今日で2度目)。いきなりペットボトルを取り出して水飲む(何度も経験した、微妙に羨ましいんだよね)。途中で道が分からなくなって、お巡りさんに道聞く(本気か?)。信号待ちの最中に何か買う。実は信号の辺りには車線の間に人がたくさん立っているのだが、単に道を渡る人(これがほとんど、ただし横断歩道ではなく適当にどこでも渡る)、何か売っている人、お金を寄付して(めぐんで?)欲しがる人、などたくさんいる。運転手がいきなりドアを開けたかと思うと、新聞を買ったり、たばこを買ったりする。そういうもんなんだ。ふ〜ん。でもカルチャーショック。
お客さんの方も、よく分からないんだよ、そういえば。日本だったら、後ろに乗るのが当たり前でしょ。オーストラリアは助手席に乗るのが当たり前なんでしょ?ここフィリピンでは、前に乗る人と後ろに乗る人の両方がいる。どっちが正解?