某通夜

友人K氏の奥さんが亡くなったとのことで、通夜に列席させてもらった。行きがけに、虹が見えた。そう言えば、虹を見るのってすごく久しぶり。そうね、このところ忙しくて、そのような時間帯に外を出歩くことがなかったから。
葬儀は、お経っぽいのはなしで、喪主の挨拶とか、友人による送る言葉とか、生前好きだった曲に合わせてスライドショーとか。お焼香もなくて、代わりに献花。そのとき喪主(友人)とその子供に挨拶をしたのだが、K氏は挨拶の時からずっとだったが、終始毅然としていて、子供たちはニコニコしていた。それが逆に泣けた。お母さんが死んじゃったのに、どうしてニコニコできるんだ??長い闘病生活で、もうそう言う感情は通り過ぎちゃったから?
終わった後は、別の友人C氏と二人で鶯谷に移動して飲んだ。S氏は忙しいとのことで帰ってしまった。イタメシ系の小さなバー(かな?)で、彼の行きつけの店とのこと。最後の方になって「余り物」の枝豆が出てきたのだが、これが塩加減と言い茹で加減といい絶妙。おかわりを繰り返して結局全部食べ尽くした。最近飲み慣れないウィスキーなんぞをロックで飲んでしまった。二日酔い。