男子1500m自由形決勝

世界水泳も殆ど観ることなく終わってしまったと思っていた。しかし、今日、最終日にとびきりの映像をLiveで観ることができた。幸せ。競泳種目の中では何と言っても100m自由形と1500m自由形が大好き。陸上で言えば、それぞれ100mのスプリント、それにマラソンに相当すると思っている。1500mは、ラップを刻む度に、次の100mを何秒で泳げれば…、とか計算しながら記録を見ている。ドキドキする。100mを58〜59秒くらいでラップを刻んでいたが、最後のラップ1400mは、13分39秒台だった。新記録樹立には、最後の100mを55秒で泳がなければならない。これはとても無理だと思った。解説の人は「期待できますね。」と言っていたが、テレビ的に盛り上げるための演出だと思っていた。ところがあのラストスパート。すげぇ。いきなり6ビートになったかと思ったら、あの爆発力。最近の中継だとプールによく出てくる赤い線(世界記録の線)を残り5mくらいで、ついに追い越してしまった。えー!!本当に出た!感動。最後の最後で良いものを見ることができたなぁ。
日本は金メダルが取れなかったとか、北島が負けたとか、入江が勝てなかったとか、メドレーリレーが4位だったとか、日本が期待通りじゃあなかったとこばかり取り上げて、残念がってないで、すごいものに感動しようぜ。