タクシー乗り場の常識

朝起きて、観るともなく何となく観ていたTV。大してかわいくないぬいぐるみが聞き役で、若くてかわいい外国人女性に「その街」を色々と案内してもらう、というコーナーがある。今日のはスペインのバレンシアという町だった。食べ物は当然のようにパエリアが紹介されていた。
驚いたというか感動したのは、タクシー乗り場の常識。この地方ではタクシー乗り場で「あること」が暗黙の了解になっている、それは何でしょう?とクイズになっていた。私の予想は「相乗り」だったが全然外れ。出演者も全員外れ。
正解は「待っているタクシーはエンジンを切る。」というものだった。C02対策?これだけなら大して驚かなかっただろうが、驚いたのはタクシーの移動。お客さんが来たら、先頭のタクシーがいなくなるので、後ろで待っているタクシーは1台分ずつ動かなければならない。ここでエンジンをスタートさせて、ちょっとだけ動かして、またエンジンを切る、などということはしない。運転手自らがタクシーを押して、1台分手で動かす。これに感動した。
そうなんだぁ、日本でもやればいいのに。タクシーの運転手さんて、運転席に座りっぱなしで運動不足になりがちな気がするし、CO2削減にもなって一石二鳥なのでは?多分問題なのは、タクシープールが坂かどうかだね。下り坂だったら全然OKだろうけど、上り坂はきついよね。ま、やるのに適した場所でやるだけでも結構意味ありそうな気がする。