HHKeyboard + AppleKbWin + NoIme = Heaven

私はHHKeyboard(US配列)でないと生きていけない体なのだが、このキーボードには日英の切り替えキーがない。これを解決するためWindows XPでは従来AltImeというフリーのソフトを使っていた。これを使うと[右Alt]を日英切り替えキーに割り当てることができる。(標準では[左Alt] + [`]に割り当てられているが、使ったことがない。)ただ少々問題があって:

  • IEのテキストボックスへの入力では何故か切り替えキーが反応しない(FireFoxだとOK)。
  • Mac OS X(Snow Leopard)ではこの方法での切り替えが効かない(多分)。

この両方を同時に解決することが、ようやくできた。まずAppleKbWinというフリーのソフトを使うことで、日英の切り替えキーをMacと同じ([Command]+[Space])にすることができる。

ただし、これだけだと少々問題がある。[Command]キーは[Windows]キーにも割り当てられているため、間違って[Command]キーだけを押してしまうと、いちいちWindowsのスタートメニューが開いてしまってウザイ。それを解決してくれたのが、これまたフリーのソフトでNoIme。ただ、これをインストールしてデフォルトのまま使ったら、日本語入力をしても反応しなくなってしまった。試しに「Windowsキーを無効」以外のすべてのチェックボックスをOFFにした。

これで、MacでもWindows(XP)でも全く同じやり方([Command]+[Space])で日英の入力切り替えが可能となった。これに加えてEmacs 22.2をエディタとして使用すると、どちらでも全く同様にテキスト入力(と入力切り替え)ができる。特にgosmacs.elがWindowsでもMacでもそのまま動いてくれたのが個人的には超うれしい。天国。
今どきgosmacsキーバインディングemacsを使っている人なんていないんだろうなぁ。このキーバインディングの中で私にとって特に重要なのが[Ctrl] + [Z]。これを叩くと1行ずつ下に画面をスクロールできる。これが実にいい。([Ctrl] + [N]とは違う。これはカーソルが1行ずつ下に行く。そうじゃなくて、カーソルの位置はそのままで表示されている画面が1行ずつ下にずれていくのがgosmacsの[Ctrl] + [Z]。)因みにemacsのデフォルトで[Ctrl] + [Z]と叩くと、EmacsのWindowが消えちゃうのね。その場でコンピュータを破壊したくなる(爆)。