Z1000の死

ゴールデンウィーク中のこと、突然旧友のO氏からメールが入った。その文面がこれ↓

やっちまったZ 全損
マイナーな峠で一人ゴケやっちまった、攻め中の右カーブで段差にタイヤとられて吹っ飛んでガードレールで跳ね返ってZが背中と腰あたりにど〜んと落ちてきて下敷きだよ!Zは既に原型なく全損。痩せた体もダメージ大で腰あたりが激痛で歩けないし立ったら座れない座ったら立てない。病院行ったらR1乗りの医者が出てきて骨は折れてない、超打ち身とあちこち打撲なだけ、と言われたが動こうとするとやっぱ激痛で動けなくて松葉杖借りて、足引きずりながらすり足忍び足の情けない忍者歩きで帰ってきた。今のバイクは軽くて速いから気つけてな。うぅいたい、中腰なれんからうんこもできん。ではしばし休息。

かなりショッキングなメールだったので「お悔やみ」メールを返信しておいた。身体が比較的軽傷なのが不幸中の幸いなのだろうが「うんこ」の話題があるということは、少なくとも精神的には彼が元気な証拠だ。
注:彼も私も所属していた大学のサークルは「うんこ」の話題が、男女を問わず本当にみんな好きだった。1時間位はそれだけで平気でもったものだ。懐かしい…。
そろそろ職場復帰も果たしただろうと、その後の様子をうかがうメールを出してみたところ:

通常モードに復活。さきほどZRX1200ダエグ注文してきた。

という返事が来た。すごい。きっと自宅療養中も次のバイクのことばかり考えていたのだろうなぁ。それにしてもこのご時世、金銭面もさることながら、どうして家庭内稟議が通るのだろう。しかもこの短期間で…。いい奥さんだなぁ。うちだったら絶対無理だな。(うちもいい奥さんだが…)