USB WLAN子機の干渉

症状

ある日突然、それまで普通に使っていた自宅のPC(Windows XP)にログインできなくなった。何か新しいソフト(ドライバ)をインストールしたわけでもないのに…。何度やり直しても同じでWindowsが立ち上がってログイン画面が出てから、10秒くらいで固まって、キーボードもマウスも反応しなくなる。セーフモードはセーフだった(使えた)が、セーフモード+ネットワークだともうダメ。同じく固まってしまう。HDDへの「カタカタカタ…」というアクセス音が止まった時が死んだ時。(大汗)

途中経過

どう考えてもハード(HDD)が臭いとしか思えなかったので(色んな人に泣きついたが諦めろと言われたので)別のHDDにWindowsを再インストールすることにした。ドライバ類もろもろも再インストールしたが、最新版の方がよかろうと、各ダウンロードページへ。BuffaloのWLAN子機を使っていたので、 Buffaloのページへ行ってみた。
蛇足:いつも思うのだが、ネットワークの調子が悪いとき、NICドライバのダウンロードはどうすればいいのだろう?

直っちゃった!!

その後あのBuffaloの↑ページの記述:
※製品はパソコンに直接取り付けます。USBポートが干渉して直接取り付けられない場合は、製品付属のUSB延長ケーブルを使って取り付けてください。(USB延長ケーブル付属製品)
が何となく思い浮かび、まさか?とは思ったが「ものは試し」でデスクトップPCのマザーボードから直接出ているUSBポートに挿していたWLAN子機をUSBハブ(延長ケーブルの代わり)に挿したら直ってしまった。面白いことにPC本体との距離を離すとWLANの電波強度も強まる。

感想というか

つまりWLAN子機の電波とマザーボードを流れる電流とが干渉してPCの動作が不安定になっていた、ということのようだ。物理に詳しい知り合いに話したら「距離の2乗で効くんでしょうねぇ。」と言っていた。そういえば「距離の2乗に反比例して…」というような公式(フレーズ)を高校時代に何度となく習った気がする。ハードの世界は奥が深い。