import文がない…

最近何となく当たり前になっているが、Javaで新しいクラス(ファイル)を作るときに、似たような処理を行っているファイルをコピーして、クラス名などを書き換え、固有の処理をちょこっと書き換え、といった具合にコーディングは進む。ところがコピーしたファイル内でクラス名がないよ、というエラーが取れない。よくよく見たら(コピー元のファイルと比較したら)import文がなくなっている。誰が消したんだよ?と思いながら、import文を追加し、クラス名を書き換える。で、エラーは取れた。
釈然としないまま、そもそも何故import文が消えたのかを考える。そうだ、思い出した。確かeclipseにそんなオプション(不要なimport文は消す)があった。で、ググる。当たり。もー、(もうすぐ)要るimport文なんだから勝手に消さないでよ、って感じ。ということで設定を変更し、eclipseが勝手にimport文を消さないように変更。最近の至れり尽くせりサービスも、ちゃんと分かっていないと痛い目見るねぇ…。
しかし、始めの話題に戻るけど、オブジェクト指向って似たような処理は書かなくて済むように、って(継承だのオーバーロードだの何だの)始めたんじゃなかったっけか?それがエディタというか開発環境というかIDEが至れり尽くせりになったせいもあり、あとプログラマがそういう設計論とか分かっていないこともあり、どこもかしこも同じようなコードばっかり。そのためにリファクタリングなんて機能も用意されているけど、そもそも使ってないし、使ったとしてもうまくはまらないよね、きっと。(もっともオブジェクト指向の提唱者アランケイは、今のオブジェクト指向は、本来の意味でのオブジェクト指向じゃない、って言っているみただけど。)