テンパッてる!?

仕事とかで納期が迫っていてギリギリでヤバイっていうような意味でよく「テンパッてる!」って使うのを聞く気がする。よく考えるとこれ間違ってない?テンパるって麻雀用語で、手がほぼできあがって次で上がれる状態のことだよ。自分としてはもうやることはなくなって、後は上がれる牌が出てくるのを待つだけ。喜ばしいことじゃない?これのどこがヤバイ状態なのかね??
麻雀用語で上で言っているのと似たような状況に対応する言い回しは、案牌がない、じゃないかな?(どれを切っても誰かに振り込みそうでヤバイ状況。)
そういえばビンゴであと1つで上がれる状態のことをリーチっていうでしょ。場合によってはリーチを宣言しないでいきなりビンゴになると認められないなんていうローカルルールもあるよね。これも全然間違いね。リーチっていうのは、これも麻雀用語だけど、(別にビンゴでやってもいいけど)自分がテンパッていることを千点出して宣言し、もう手は変えない代わりに、それの代償として高い点数を(上がれば)もらえるという役でしょ。だからビンゴでリーチなんてかけちゃったら、上がりで待っている数字以外の数字はもうあっても開けてはいけないハズなんだよ。ましてやダブルリーチなんて全然意味が違う。ダブルリーチっていうのは1巡目にリーチをかけることだからねぇ。ビンゴでは最低でも3回穴を開けないとテンパイにならないからダブルリーチは不可能だね。トリプルリーチなんて麻雀にない!それぞれを言いたければ、(ビンゴの)リーチに相当するものはテンパイ、ダブルリーチじゃなくて2面待ち、トリプルリーチじゃなくて3面待ちね。
全然故事じゃない!