試合前の悪あがき

日頃の練習不足と不摂生が祟って(それに元々資質に欠けるのも加わって)ろくな泳ぎができないので、試合前の最後の悪あがきをしている。今週は3日練習したが、どうなることやら。禁酒も一応継続している。これで4日目かな?
練習中スイミングクラブの先生が(試合が近いので)飛び込みの練習もしますか?と声をかけてくれた。せっかくなのでタイムも計ってもらった。結果?う〜ん、微妙。まあでも飛び込みに失敗した(滑った)とか、タッチでかなり流れたとかを差し引いてと、何とかなることにしとこ。何事もポジティブにね。まだもう少し悪あがき期間は残っているし。最後の追い込みだな。
タイムを計った後、少し(かなり?)疲れたのでボーっとしていたら、若い女の先生から声をかけられた。「バサロスタートの時、息はするんですか?」という質問。要するに背泳ぎでスタートとターンの後、バサロだと上を向いて水中に潜っている時間が長いから、鼻から水が入ってきてツーンと痛くなる対策は?という意味。通常背泳ぎでは水中にいる間、鼻から息を吐き続けるのだが、バサロの場合これだと息が続かないし、かと言って息を止めていると鼻から水が入ってきて痛いので、このジレンマをどう解決すれば良いのか?というのが質問の趣旨。(人間てやっぱり頭良いよなぁ、たったあれだけの文章でこれだけの意味が分かっちゃうんだもん。バサロスタートやって水の中で息したら、窒息するに決まってるじゃん、なんて考えない。)
私はどうしているか?というと(別に誰かに習ったわけではないので単に自己流なのだが)キックの瞬間だけ、鼻から息を吐いて、それ以外は息を止めている。「ブーッ」という感じでずーっと吐き続けるのではなく「フン、フン、フン…」という感じで蹴るときだけ吐く。これだと20m位なら楽に息が続く。(ルール上は15mしかやってはいけないことになっているので20mもてば十分。)これを伝えたところ「なるほど」と言って早速練習をしていたが、残念ながらバサロでの距離は伸びていなかった。因みにその女性の先生は、背は低いのだが、バタフライは恐ろしく速い。恐らく今の私では全く太刀打ちできない。
しかし、何でスイミングクラブの「先生」の方が、「会員」に教わるんだっけ?お金払っているの私の方なんだけど…??