カンちゃん

さっき偶然某駅のホームで知り合いを見かけた。少なくとも20年位は会っていないと思うが「その人である!」という確証だけはあった。ただし名前が思い出せない。声をかけようか一瞬悩んだが、向こうは私を忘れているかもしれないし、こっちは名前を思い出せないし、断念した。
それから30分位名前を思い出そうと、彼とはどんな場面で誰と一緒にどんな会話をしたか?と記憶をひもといてやっと思い出した。カンちゃんだ!名前もこの呼び名から思い出すことができた。そうそう神?君だ!あースッキリした。
実は以前にも電車で私の目の前に偶然座っていた人が、25年くらい会っていない知り合いだったことがある。その時も名前が思い出せず、声をかけられなかった。しかし「その人である!」という確証だけはあった。その後、名前が思い出せず悶々とする日々が1ヶ月くらい続いたある日、何気なく目にした電車の吊り下げ広告(何かのドラマ)。その出演者一覧に「尾美としのり」の文字があった。これを見ていきなり思い出した。おもちゃんだ!!その人の名前は「尾??美」というのだった。
人間の脳の記憶のメカニズムというのは一体どうなっているのだろう?不思議。キムタクなら教えてくれたかも知れないが、あの番組もう終わっちゃったからなぁ…。